DETAIL
ふぐの薄造りをはじめ、繊細な刺身仕事を美しく仕上げるためにつくられた、正本の「コバルト鋼 フグ引刺身(片刃)30cm」。
通常の刺身包丁よりも薄く細身に仕立てられる「ふぐ引」ならではの形状と、30cmの長い刃を備えた日本製の一丁です。
刃には錆びにくさと耐摩耗性を備えたコバルト鋼を使用。
魚の身を薄く、均一に引いていくような高度な切り仕事に適した、本格的な刺身包丁です。
全長約460mm、重量約140g、背厚約3.2mmと、長い刃を持ちながら細身に仕上げられています。
「ふぐ引」は、刺身包丁の中でも特に薄造りを得意とする和包丁です。
一般的な柳刃包丁と比べて峰の厚みが薄く、身幅も狭いことが特徴。
ふぐ刺し、いわゆる「てっさ」のように、一枚一枚を非常に薄く仕上げる料理に適した形状です。
食材へ必要以上の力を加えるのではなく、細く薄い刃を生かして繊細に切り進めることを目的としており、刺身の厚みや断面の美しさまで意識したい場面で力を発揮します。
刃渡りは30cm。
刺身包丁は長い刃を使い、刃元から刃先までを大きく動かして一方向に引くことで、食材を一度のストロークで切り進めやすいのが特徴です。
何度も刃を往復させずに切ることで、刺身の断面を滑らかに整えやすく、見た目や舌触りを大切にした盛り付けにもつながります。
ふぐのような繊細な身を薄く仕上げる際には、30cmという長さと細身の刀身を生かした丁寧な引き切りができます。
刃に使用されているコバルト鋼も、この一丁を特徴づける重要なポイントです。
コバルト・バナジウムを含む合金鋼で、耐摩耗性と靭性に優れ、特殊な焼入れによる高硬度によって鋭い切れ味の持続性にも配慮されています。
また、鋼の和包丁でありながら錆びにくさを備えているため、切れ味だけでなく素材の扱いやすさにもこだわりたい方に注目していただきたい仕様です。
本製品は片刃仕様。
刺身包丁に多く採用される構造で、刃の片側を中心に鋭く仕立てることで、魚の身へ刃を入れながら薄く切り進める繊細な仕事に適しています。
三徳包丁や牛刀のような両刃とは使い心地が異なり、食材の厚みを意識しながら刃を運ぶ、和包丁ならではの技術を生かせる一本です。
特に、料理の味だけでなく、器に盛り付けたときの一切れ一切れの美しさまで大切にする刺身料理では、専用包丁ならではの魅力を感じられます。
柄には和包丁らしい天然木を採用。
長く細いブレードと木の柄がつくる凛とした佇まいは、華美な装飾ではなく、料理のための道具として磨き上げられた機能美を感じさせます。
約140gという重量も、30cmという長さを備えた包丁としては軽やかで、ふぐ引特有の繊細な刀身を印象づけています。
この一本を手掛ける正本総本店の料理包丁づくりは、慶応2年(1866年)に始まりました。
初代が大阪で本焼鍛冶の技を修めた後、料理包丁の製造を開始し、明治23年(1890年)には東京・本所に正本総本店を開店。
2016年には創業150周年を迎えるなど、長い年月を通して料理包丁づくりの技術を受け継いできた歴史があります。
錆びにくいコバルト鋼を使用していますが、包丁を良い状態で使い続けるためには、使用後のお手入れも大切です。
本製品は食器洗浄機には対応していないため、使用後は手洗いし、汚れや水分を十分に取り除いてから保管してください。
ふぐ刺しの薄造りという高度で繊細な仕事に応える「コバルト鋼 フグ引刺身(片刃)30cm」。
通常の刺身包丁よりも薄く細身に仕立てられた刀身、30cmの長い刃、耐摩耗性や靭性に優れたコバルト鋼が、一切れの美しさを追求する刺身仕事を支えてくれます。
魚をただ切り分けるのではなく、厚みや断面、盛り付けたときの美しさまで丁寧に仕上げたい方に選んでいただきたい、正本の技術と日本の和包丁文化を感じられる一本です。
※こちらの商品はコバルト鋼 フグ引刺身(片刃)30cmのみの販売となります。
【メーカー品番】
9-0301-0802
【備考】
注文のタイミングによっては、「在庫有り」の場合でも、メーカーの方で在庫切れ・欠品となっていることがございます。
その場合は、ご連絡させていただきます。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
在庫種別: 取り寄せ品(メーカー取り寄せ製品は別途メールにて発送日ご連絡させていただきます。)
【サイズ】
30cm
【材質】
コバルト鋼
【原産国】
日本
【詳細】
食洗機×