DETAIL
鮮やかな黄色を基調とした吉祥文様と、幾重にも重なる青海波。異なる二つの絵柄を組み合わせた「九谷焼 青郊窯 九谷ペア杯 宝尽し、青海波」。
日本酒を楽しむ酒器としてはもちろん、お茶などを入れて小さなカップとして使うこともできる、九谷焼らしい豊かな色彩を楽しめるペアセットです。
この器を手がけているのは、石川県能美市に拠点を置く青郊窯です。
青郊窯の歴史は、大正初期に九谷焼の絵描きとして始まりました。その後、九谷焼を日々の暮らしの中でも楽しめるものにするため、昭和期には業界に先駆けてスクリーン印刷の技術を取り入れ、転写紙を用いた器づくりへと製造方法を広げていきました。
転写紙を使いながらも、ものづくりの多くには職人の手が関わっています。
青郊窯では九谷焼に使う和絵具を自社で開発・調合し、転写紙の製版や印刷、絵付けまで自社で行っています。
こうして九谷焼の伝統的な色絵を、毎日の食卓で使いやすい器へとつないできた青郊窯。その背景にあるのが、約360年以上にわたって受け継がれてきた九谷焼の色彩文化です。
石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市を中心に作られる九谷焼。その始まりは江戸時代前期にさかのぼります。
大聖寺藩初代藩主・前田利治の命を受けた後藤才次郎が肥前有田で製陶を学び、1655年頃、九谷の地で窯を築いたのが始まりとされています。
九谷の窯はその後一度途絶えますが、江戸時代後期になると石川県南部の各地で再興が進み、それぞれに特色を持った画風が生まれていきました。
1873年のウィーン万博をきっかけに海外にも広まり、九谷焼は「ジャパンクタニ」として知られるようになります。
九谷焼の大きな特徴が、赤・黄・緑・紫・紺青の「九谷五彩」を中心とした鮮やかな色絵です。
このペア杯にも、青郊窯が得意とする色鮮やかな絵付けが取り入れられています。
二客のうち、黄色を基調とした杯には、鳥や宝物などの吉祥文様が描かれています。
宝尽しは、宝珠や打出の小槌、宝袋、巻物、分銅など、宝とされるものを組み合わせて表す文様です。中国に由来し、日本では福を招く吉祥文様として工芸品や染織品などに広く取り入れられてきました。
もう一客に描かれているのが「青海波」です。
青海波は、扇形の同心円を重ね、波が連続して広がる様子を表した伝統文様です。途切れることなく続く波の姿から、未来永劫の平穏を願う吉祥文様として親しまれています。
黄色を基調にした華やかな一客と、青を中心にした青海波。
色も文様も異なる二つを並べることで、それぞれの絵柄が引き立ち、同じ形の杯でありながら違った表情を楽しめます。
日本酒を注いで、二人でゆっくりと晩酌を楽しむときに。
料理に合わせてその日の気分で好きな柄を選ぶのも、このペアセットならではの楽しみ方です。
酒肴には、お刺身や珍味、漬物などを小皿に少しずつ盛って。杯そのものに鮮やかな色絵があるため、周囲には白磁や濃い藍色など、落ち着いた器を合わせると絵柄が引き立ちます。
木製の盆やトレーに二客を並べれば、九谷焼の華やかな色彩に自然素材のあたたかさが加わり、落ち着いた酒席に仕上がります。
二人で日本酒を楽しむ時間に。
絵柄の違いを楽しみながら使う酒器に。
縁起のよい文様を取り入れた贈り物に。
福を招く宝尽しと、穏やかな波が続く青海波。
異なる二つの吉祥文様と、青郊窯が受け継ぐ九谷焼の鮮やかな色絵を、一組で楽しめるペア杯です。
※こちらの商品は九谷焼 青郊窯 九谷ペア杯 宝尽し、青海波のみの販売となります。
【メーカー品番】
sk339・341
【備考】
注文のタイミングによっては、「在庫有り」の場合でも、メーカーの方で在庫切れ・欠品となっていることがございます。
その場合は、ご連絡させていただきます。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
【サイズ】
直径7.5cm、高さ5.5cm
【材質】
陶器
【原産国】
日本
【詳細】
食洗機×
電子レンジ使用×