DETAIL
切り立った山々や、長い時間をかけて形づくられた氷河を思わせる凹凸が目を引く「フューマ スクエアプレート 山脈 氷河」。
約27cmの大きなスクエアプレートの中に広がる、力強くも静かな造形。
料理を盛るための器でありながら、一枚の風景を眺めるような存在感を楽しめる有田焼のプレートです。
この器を扱うミヤザキ食器は、1954年創業のテーブルウェアメーカーです。
オリジナルブランド「M.STYLE」を展開し、国内外の産地や協力工場とともに商品開発を行っています。
ホテルやレストランなどプロの料理の現場でも使いやすい実用性を大切にしながら、料理そのものの表現を広げる、アート性のあるテーブルウェアを提案しています。
「フューマ」も、M.STYLEが展開するシリーズのひとつです。
このプレートが作られている有田焼は、佐賀県有田町とその周辺地域で作られる磁器です。
有田では17世紀初頭、朝鮮半島から渡ってきた陶工たちによって磁器づくりが始まりました。
陶祖として知られる李参平らが有田で磁器の原料となる陶石を発見し、日本で初めて本格的な磁器生産が行われるようになったとされています。
江戸時代には、有田で作られた磁器が伊万里港から国内外へ運ばれていたことから、「伊万里焼」とも呼ばれていました。
17世紀後半には海外への輸出も盛んになり、その美しい磁肌と精緻な絵付けはヨーロッパにも広がっていきます。
白くなめらかな磁肌を生かした染付や色絵だけでなく、現在では伝統的な技術を受け継ぎながら、現代の料理や空間に合わせたさまざまなデザインの器が作られています。
この「山脈 氷河」も、昔ながらの絵付けとはまた違った方法で、有田焼の表現の幅を感じさせてくれる一枚です。
まず印象に残るのが、器の底面に施された深く力強い凹凸です。
名前の「山脈」が表すように、連なる峰や切り立った岩肌を思わせる立体的な造形が、正方形の器の中いっぱいに広がっています。
均一で平らなプレートとは異なり、高低差のある表面に光が当たることで複雑な陰影が生まれ、見る方向によって表情が変わります。
そこに組み合わされているのが「氷河」をイメージした白を基調とする色合いです。
雪や氷に覆われた山肌のような静かな白が、力強い凹凸をやわらかく受け止めています。
華やかな色で目を引くのではなく、形と陰影によって存在感をつくるところも、この器ならではの特徴です。
W268×D268mmの大きなスクエア型は、一人分のメイン料理をゆったりと盛るのに使いやすいサイズです。
お刺身なら、白身魚や帆立、海老などを数種類選び、中央にまとめすぎず凹凸の間に余白を残しながら配置すると、料理と器の造形を一緒に楽しめます。
カルパッチョや魚介のマリネにもよく似合います。
ハーブや柑橘、オイルなどを添えると、白を基調とした器の上で食材の色がはっきりと映えます。
肉料理なら、ローストビーフやステーキを少量ずつ盛り、付け合わせの野菜やソースを空間を取って配置するのもおすすめです。
料理をたくさん盛るというより、ひとつひとつの食材を見せながら余白を生かすことで、このプレートの立体感がより引き立ちます。
デザートを盛る一枚として使うのも印象的です。
白いクリームやムースに、ベリーや柑橘、チョコレートなどを添えれば、雪山の中に色を置くような盛り付けに。
料理だけでなく、器の凹凸そのものを盛り付けの一部として取り入れられます。
食卓全体を整えるなら、黒やチャコールグレーなど濃い色の器を合わせると、「氷河」の白さがより際立ちます。
ガラスの器を加えれば、氷や水を思わせる透明感が重なり、涼やかで洗練されたコーディネートに。
反対に、木製のカトラリーやトレーを取り入れると、シャープな造形に自然素材のあたたかさが加わります。
お刺身やカルパッチョを余白たっぷりに盛る一枚に。
肉料理をモダンに見せるメインプレートに。
デザートを一皿の風景のように仕上げる器に。
険しい山脈と静かな氷河を、色ではなく立体的な造形と陰影で表現したスクエアプレート。
料理をのせることで完成する風景を楽しみながら、有田焼の現代的な表現にも触れられる、フューマらしい存在感のある一枚です。
※こちらの商品はフューマ スクエアプレート 山脈 氷河のみの販売となります。
【メーカー品番】
mi-00372
【サイズ】
W268×D268×H31mm
【カラー】
nan
【材質】
陶器
【原産国】
日本
【詳細】
食洗機×
電子レンジ×
オーブン×
直火×